※本記事にはプロモーションを含みます

- 稚内も利尻島も行きたいけど、休みが1泊2日しか取れない
- 調べると「2泊3日は必要」って出てくるけど本当?
- オフシーズンに行っても楽しめるのか不安
そんな時は、この「稚内+利尻島を1泊2日弾丸旅行」を参考にしてみて!
今回は稚内から、フェリーで利尻島まで足を延ばす弾丸ルートです。この記事を読めば、1泊2日で実際どこまで楽しめて、何を諦めることになるのかが具体的にわかります。

ちなみに私が行ったのは2025年11月、オフシーズンど真ん中。観光客はほぼゼロで、まさに「日本の果て」感を全身で味わえました。シーズンは夏です。
実際に行ってみた感想
結論から言うと、1泊2日でも稚内・利尻島の魅力は「7割」くらいは十分楽しめます。ただし正直に言うと、稚内到着が昼だったせいで市内の飲食店に行けないですし、礼文島にも足を延ばせませんでした。夏なら利尻でウニも食べられたはずです。ただ、冬だからこそ味わえた稚内・利尻の静けさは今でも思い出せるほど満足度が高かったです。
ちなみに一番良かったのは「ノシャップ寒流水族館」。正直、期待していなかった分、ここだけで稚内に来る価値があると思うレベルでした。利尻島では、姫沼に水面反射する利尻富士の景色が、坂道を1時間歩いた疲れを忘れさせてくれました。

オフシーズンだから観光客は居ない上にトイレも空いてません。ただその分雄大な自然を独り占めできたのはいい思い出。
いろんな人から話を聞いても「何もない場所」といわれている稚内。
ですが、流石に1泊2日(実質半日)で市内を全て満喫することはできませんでした。
稚内市内だけであれば1泊2日で十分だと思いますが、利尻島や礼文島に行くのであれば2泊、3泊とした方が絶対にいいです。(特に夏)
稚内ってこんな場所|日本最北端の港町

稚内市は北海道の最北端に位置する人口約3万人の港町。東京から直線距離で約1,400km、札幌からでも約330km離れた日本最北の市です。
町には商店街がありますが開いているお店は少なくシャッター街になっています。道を歩いても観光客とシカとたまにキツネが点々といる様子でした。
稚内で体験できること
- 🗻 日本最北端の宗谷岬で「日本で一番北にいる人」になれる
- 🦐 安くて美味しい海鮮が食べられる(夏はウニも格安)
- 🦌 道を歩けばシカやキツネに出会える(クマには注意)
- 🌄 船に乗れば利尻富士(白い恋人のパッケージ)を実際に見られる
- 🌅 水平線に沈む美しい夕焼け
- 🦭 コイみたいにアザラシに餌やりができる(超おすすめ)
夏(6〜8月)に行くなら
- ウニが格安(相場:1,000円〜2,000円)
- アザラシの餌やり体験ができる(4〜10月限定)
- 利尻島・礼文島の観光がベストシーズン(登山やハイキング)
- 観光地や観光バスが営業している
- 日没が遅く観光時間が長い
秋・冬(11月〜3月)に行くなら
- 観光客が少なく静か(私が行ったのは11月)
- 施設の冬季休業に注意(稚内市内の飲食店も閉まってること多い)
- 防寒対策必須(体感温度マイナス5度以下)
- 流氷が見られる可能性(2〜3月)
- 露天風呂は最高
- 宿泊費が安い
1日目|稚内を弾丸で回る
稚内空港到着

羽田から稚内へは、ANAの直行便が片道1〜2万円ほど。私はANAの「とく旅マイル」を使い、片道5,500マイルで行きました。稚内空港に着いたのはお昼頃。空港でトヨタレンタカーを借り、一番安い愛車「ルーミー」で市内を回ります。
⚠️ 稚内は車がないとかなり厳しいです。宗谷岬もノシャップ岬も市街地から離れていて、バスの本数も多くありません。レンタカーはほぼ必須だと思ってください。
稚内のレンタカーは台数自体が少なく、直前だと普通に埋まります。日程が決まった時点で押さえてしまうのが安全です。
値段比較しながら選びたい人→レンタカーの最安値検索「エアトリ」
俺は運転しやすいからっていう理由で毎回トヨタレンタカー。割高だけど
日本最北端・宗谷岬

まずは日本最北端の地「宗谷岬」へ。北緯45度31分22秒の碑が立っていて、天気が良ければサハリン(樺太)まで見えるそうです。空港からはほぼ一本道なので運転に慣れてない方でも心配はいりません。
宗谷岬すぐ近くの流氷館には本物の南極の氷があります。(激寒なので防寒必須)興味がある方はぜひ!
また、道中には「白い道」という景観スポットもあるのですが、日没までにノシャップ岬へ着きたくて、正直スルーして先を急ぎました。今思うと、あそこも寄っておけばよかったです。
⚠️稚内空港に到着後、そのまま最北端(宗谷岬)方面へ向かうと、稚内市内の飲食店の営業時間を逃します。「樺太食堂・漁師の店」など。
自分はこのほかにも最東端の納沙布岬、最南端の波照間島、最西端の与那国島も回って、日本の四極を全部踏破しました。アクセス方法と難易度は別記事にまとめています。
同じ北海道の最東端「納沙布岬」は道東2泊3日のドライブ旅として別に書いています。同じ端っこでも宗谷岬とはだいぶ違う雰囲気でした。
羽田から2泊3日で日本最東端の納沙布岬へ。釧路・根室・中標津の大自然
JR稚内駅(道の駅わっかない)

続いてJR稚内駅(道の駅わっかない)へ。日本最北端の駅で、黄色い電車止めがちょっとした撮影スポットです。駅前の電光温度計は3.7℃を表示していて、11月の稚内の寒さを数字で実感することになります。

この駅は道の駅も兼ねているため中に観光案内所があります。そこでは無料で最北端到達証明書を入手することができるので記念にぜひ貰っときましょう!
ノシャップ岬

ノシャップ岬は利尻島・礼文島を望める絶景ポイントで、水平線に沈む夕日が見たくて向かいました。道中の「白い道」をスルーしてまで急いだ甲斐があり、ちょうど夕日モードの時間帯に間に合いました。

11月の稚内では4時に日没です。宗谷岬からここノシャップ岬までだいぶ急いだ感がありますが、この夕方感なのにまだ3時にもなってない?と困惑してたのを覚えています笑
ノシャップ寒流水族館( 絶対に行ってほしい!)

隣接する「ノシャップ寒流水族館」は、正直この旅で一番感動したスポットです。入園料はたった500円。


10匹ぐらいは居たのかな。アザラシが鼻をふがふがする音も姿もかわいすぎました。

写真に写っているのが水族館です。大きい水族館ではありませんが比較的綺麗でした。
おすすめポイント
- アザラシの餌やり体験 4~10月の夏の期間限定にはなりますが、近くで泳ぐアザラシに餌をあげられます。めちゃくちゃ可愛い。※エサがなくなり次第その日の分は終了です。
- 無料のドクターフィッシュ体験 入園料だけで魚につんつんされる体験ができます。

もう一つ。こちら青少年科学館です。こちらも入場料に含まれているので見ることができます。


イチオシは南極探検隊の犬「タロ・ジロ」の資料展示。樺太犬の説明や実際に現地でとられた写真など、複数の展示があり、愛犬家としてかなり泣かされました。



水族館内には「南極の氷」に実際に触れる展示もあり、冷凍庫の中の本物の氷塊をひんやり体験できました。開けてみて溶ける音を聞いてみてねって書いてあったけど溶かしていいものなのかちょっと不安だった。「ぱちぱち」と弾ける音がします。

この科学館も水族館も驚くぐらい人がいませんでした。入っていいのか分からないぐらい。けど楽しいので絶対に行って後悔しない!
稚内市開基百年記念塔・北方記念館

11月は冬季休業でした。ただ、高台から見る夕日は絶景。必須ではないけど時間があればという場所。

基本的に冬の稚内は人がいません。凄く静かなのでこういう何もないところも奇麗です。
氷雪の門・九人の乙女の碑

この石碑は「氷雪の門」。かつて日本領だった樺太(サハリン)で亡くなった人々のための慰霊碑です。樺太へ続く水平線を目の前にすると、言葉にならない感情が込み上げてきます。

すぐそばの「九人の乙女の碑」には、終戦から5日後、真岡郵便局で最後まで通信を守り続け、自ら命を絶った9人の電話交換手が最後に打った言葉がそのまま刻まれています。
「皆さんこれが最後です さようなら さようなら」

最近よく見かける「全世界人類が平和でありますように」と刻まれた柱も立っていました。

あたりまえに旅行できる今の平和がずっと続いてほしいです。
夜はドーミーイン稚内の露天風呂で〆

宿泊はドーミーイン稚内。1人利用で10,849円でした。天然温泉の露天風呂があり、寒空の下での入浴がたまりませんでした。稚内はホテルの数自体が少ないので、早め予約をおすすめします。
※ドーミーインは公式サイトからのほうが安いことが多いです。比較推奨!

基本ドーミーインはどこに泊まっても外れがないので、自分は旅行のたびにまず候補に入れています。
特に稚内のは最近改装されたばかりなのでものすごく綺麗です。

温泉の入り口には木彫りのきつね(?)の置物がちょこんと並んでいて、思わず写真をパシャリ。
うろこ亭で夕食

夕食は「うろこ亭」で一番シンプルな「うろこ市丼」3,900円。
カニ・エビ・サーモン・いくら・〆鯖などがのった海鮮丼で、旅行先だからと少し奮発しましたが、正直「体感2,500円くらいかな」というのが本音です。

他のメニューは「ほたて貝焼きセット」4,900円、「活あわびの踊り焼きセット」5,900円もあり、それと比べればまだ控えめな選択でした。
広宣でチャーメン

稚内のソウルフード「チャーメン」も食べました。にんじん・もやし・白菜がたっぷりのった、あんかけがとろりとした一皿で、焦げた麺がパリパリで美味しい一方、味はかなり濃いめ。このお店の店内は喫煙可なので、苦手な人は注意してください。
夜の防波堤ドーム散歩

夜の防波堤ドームはライトアップされて幻想的でしたが、人がほとんどおらず、正直少し怖かったです。帰り道では道路にシカが出てきて驚きました。

運転中に撮った写真ですが、見ての通り、稚内にはシカがいます。夜になると知らぬ間に近くにいたりするのでちょっと怖いです。

もちろんきつねもいます。運転の際は気を付けましょう。
⚠️注意点:11月は「稚内の観光地」も本調子ではない
水族館のアザラシ餌やり体験(4〜10月限定)に加えて、稚内市開基百年記念塔など一部施設が冬季休業になります。オフシーズンの稚内は静かで人が少ない魅力がある一方、「見られるはずだったもの」がいくつか閉まっている前提で計画を立てるのが安全です。
【2日目】利尻島への弾丸日帰り
6:30 稚内フェリーターミナルへ

2日目は稚内発6:55のフェリーに乗り、8:40に利尻島「海の駅おしどまり」へ到着。この季節のこの時間は意味が分からないぐらい寒いので要注意。
利尻島(海の駅おしどまり)

⚠️オフシーズンの利尻島は、正直「観光地として機能していない」状態でした。フェリーターミナルに観光客はほぼゼロ、レンタサイクルは営業しておらず、各観光地のトイレも閉鎖されています。冬に行く人は、この前提を踏まえて計画を立ててください。

冬の利尻島は観光客が来ない前提です。トイレはフェリーターミナルを利用しましょう。
姫沼・利尻富士(徒歩1時間)

フェリーターミナルから姫沼までは徒歩約1時間。途中に急な坂があり体力的にかなりきつい。

これが観光客がいない観光地と開かないトイレです

写真でも伝わるぐらいの傾斜です。足腰要注意!あと滑ります。

体力的に疲れますが、水面に反射する利尻富士は絶景。北海道のお土産「白い恋人」のパッケージに写っているのはこの写真です。


道中にはカニが落ちていました。
ペシ岬展望台

個人的にこの展望台からの景色が一番好きです。島特有の港とか背景と風が気持ちいい。

まあ、綺麗な景色を見るためには結構な坂を上る必要があります。坂というか軽い登山です。

Googleマップだとこの階段が入り口です。上って右!

⚠️ Googleマップのナビをそのまま使うと入り口には案内してくれません。私は実際に迷子になりました。
グランスポットで昼食

お昼は「グランスポット」へ。ホタテフライは肉厚で美味しかったのですが、カレーがかなり辛め。辛いものが苦手な私には正直つらい一皿でした。店内には猫がいて、田舎あるあるの店内猫がたまらなく可愛かったです。

店員さんへ。汗だらだらで食べてる人を覚えていたらそれ私です。
夕日ヶ丘展望台


夕日ヶ丘展望台は、正直「ペシ岬展望台の場所違いバージョン」という感じでしたが、気持ちの良い場所であることは確かです。時間がゆったりと流れています。
利尻空港到着

利尻空港は16:25発。「ガチの地方空港」で時間を潰せる場所すらなく、電気すらついていませんでした。


⚠️JALの御翔印は自販機販売で、新紙幣は使えず現金のみだったので注意してください(1,000円札・500/100/50/10円硬貨のみ対応)

丘珠空港行きの便は、JALのグループ会社が飛ばす小型プロペラ機(ATR機、oneworldカラー)でした。

ここからの気色晴れてたらものすごく綺麗なんだろうな。ちなみにJALnaviの半額特典航空券で帰りました。
この半額特典航空券は学生専用のJALカードnaviの特典です。
【搭乗履歴を全公開】JALカードnaviで大学4年間に13回タダで飛んだ話
新千歳空港でラーメン

新千歳空港では毎回食べている「えびそば一幻」(太麺がおすすめ)で締めくくりました。

帰りの飛行機では、東京上空で綺麗な夜景を見られました。
1泊2日で削ることになった「3割」部分
- 稚内市内の飲食店には行けなかった:閉まるとわかっていながら宗谷岬を優先したので、「樺太食堂」「漁師の店」どちらにも寄れず。一人旅だとグルメの優先順位はそこまで高くないので、これは想定内でした
- 礼文島には行けない:礼文島では礼文岳への登山もしたかったのですが、稚内・利尻島だけで1泊2日が埋まり、足を延ばす余裕はありませんでした
- 夏なら利尻でウニが食べられた:これは泊数関係なく11月のオフシーズンだったので、名物のウニは食べられずじまいでした
- サロベツ原生花園・トナカイ観光牧場・エサヌカ線にも行けなかった:稚内から少し足を延ばせば行けるスポットですが、1泊2日の日程には入り切りませんでした
逆に言えば、これらを最初から「今回は諦める」と割り切れるなら、1泊2日でも十分に満足できる旅になります。それに、観光客がほぼいない冬だからこそ味わえた稚内・利尻の静けさは、オンシーズンでは得られない収穫でした。
ただ、正直に今振り返ると2泊3日の方が絶対に良かったと思います。稚内市内は「何もない」と言われがちですが、少し足を延ばすと綺麗な場所がたくさんあり、1泊2日だとその「少し足を延ばす」余裕がどうしても犠牲になります。それでも「休みが1泊2日しか取れない」という人には、この記事の「7割」で妥協するという選択肢があることを伝えたいです。
7割でもめちゃくちゃ楽しいですし、社会人休み取れないですし・・・
稚内旅行はこんな人におすすめ
✅ おすすめな人
- 誰も行かないような場所に行きたい
- 都会の喧騒から離れてゆっくりしたい
- 日本の端を制覇したい
- 歴史や戦争遺産に興味がある
- 南極探検隊に興味あり
- 美味しい海鮮を食べたい
- 一人旅が好き
❌ おすすめしない人
- 華やかな観光地が好き
- ショッピングを楽しみたい
- 寒いのが苦手
- 車の運転ができない(公共交通機関は不便)
まとめ|稚内は「何もない」が魅力の場所
稚内は正直、派手な観光地ではありません。商店街はシャッター街だし、若い人も少ない。
でも、だからこそ私は好きな場所になりました。
- 日本最北端の地に立つ感動
- 歴史の重みを感じる慰霊碑
- コイみたいに泳ぐアザラシ
- 水平線に沈む夕焼け
- 何もない静けさ
「旅行に行きたい、あんまり人がいない自然が多いところに行きたい」と悩んでいるなら、稚内はおすすめです。

今度は夏に行ってみたいな、塩ウニを食べてみたい。
よくある質問(FAQ)
Q. 稚内観光は何日必要ですか?
A. 稚内市内だけなら1泊2日で回れます。 宗谷岬・ノシャップ岬・ノシャップ寒流水族館・氷雪の門は、レンタカーがあれば1日に収まりました。
利尻島まで足を延ばすなら2泊3日はあった方が余裕をもって楽しめる。
もし礼文島まで含めてゆっくり回りたいなら2泊3日以上は必須。自分の体感では、1泊2日で楽しめるのは稚内+利尻島の魅力の7割くらいでした。
Q. 稚内旅行のベストシーズンは?
夏(6〜8月)が一番おすすめ。というか行ってみたい。ウニが格安で食べられるらしく一度でいいから食べてみたい。ただし冬の静けさもものすごい魅力的だった。
Q. レンタカーは必須?
公共交通機関だけでも観光できなくはない。だけどもレンタカーなしだとだいぶ時間と行動範囲の制限がかかるのでほぼ必須と行って過言ではない。
Q. 一人旅でも楽しめる?
むしろ一人旅に最適だと思える場所。稚内は自然が豊かだしそもそも人が少ないからもともと寂しい観光地なので一人旅初心者でも心配無用!
旅行日:2025年11月



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