
- 海外旅行は行きたいけど、シンガポールなんて特に高い!
- 海外まだ行ったことない、英語話せないし不安
- マーライオンしか有名どころがないのでは?
結論から言うと、どれも半分正解で半分誤解でした。
シンガポールは確かに世界的に見て物価が高い国ですが、「高いのは一部のジャンルだけ」で、泊まる場所・食べる場所・回るスポットを選べば、4泊5日でも10万円以下に十分収まります。
そして、海外ともあり現地で聞いた言葉は英語か中国語がほとんど。そして英語もアクセントに癖がありうまく聞き取れないこともしばしば。ただ、さすが観光地、「意思疎通ができればいい!」という雰囲気が強く、身振り手振りや翻訳アプリで余裕です。※ヨーロッパはその国の言語を話せないといろいろとキツイ。
この記事では、なぜ「シンガポールは高い」と言われるのか、その仕組みを解説しつつ、実際に使ったリアルな金額と、出発前に知っておくと便利な知識、最大限楽しむ方法までまとめてお届けします。
出発前に確認しておきたい3つのこと
① ビザは不要、ただし「SG Arrival Card」の提出は必須
日本国籍であれば、観光目的で滞在期間が3か月以内の場合、シンガポールの査証(ビザ)は免除されます。
ただし、ビザが不要でも「電子入国カード(SG Arrival Card)」の提出は義務化されています。シンガポール到着の72時間前からオンラインで申請できます。余裕をもって申請しましょう。

申請が認められるとこのようなメールが届きます。
※費用は掛かりません。「代理で申請しますよ!」と言って高額な手数料を請求してくるサイトもあるので注意です。公式の申請サイト→https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/
こういう情報は変更されることがあります。信頼できるサイトで再確認してみてください。
https://www.jtb.co.jp/(JTB)/https://www.jal.co.jp/(JAL)など。
② ベストシーズンは「乾季」だが、雨季でも旅行は十分できる
シンガポールは赤道直下の熱帯気候で、一年を通して気温はほぼ変わりません(年間平均26〜29℃前後)。季節は大きく2つに分かれます。
- 乾季(3月〜10月ごろ):雨が少なく屋外観光向き。旅行のベストシーズンとされる時期
- 雨季(11月〜2月ごろ):スコールと呼ばれる短時間の激しい雨が増える時期。日本の梅雨のように一日中降り続くことは少なく、30分〜1時間ほどで止むことがほとんど
常夏です。雨は日本の雷雨のような大雨になるので、可能であれば乾季がおすすめです。自分は卒業旅行で行ったので雨季でしたが。
③ 旧正月(春節)シーズンは価格が上がりやすい

僕らが訪れたのはちょうど春節(旧正月)の時期でした。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの装飾やショーがいつもと違う特別バージョンだったのは嬉しい誤算でしたが、一方でホテル代がやや高めだった印象があります。そして何より中国系の方が多い。
春節は中華系が人口の7割を占めるシンガポールでも盛大に祝われる行事で、個人経営の店が一斉に休業することもあります。ホーカーでは営業していないお店も多かったです。「安く行きたい」という人は、春節・年末年始・学校休暇シーズンを避けて予約すると価格を抑えやすいです。
実際に行ってみた感想
確かに日本よりも全体的に物価は高め。特にアルコールやタバコなどの嗜好品が3倍以上することも。
ただしホーカー(フードコート)でご飯を食べれば安くておいしいごはんが食べられるし、交通費は安いし、町は綺麗。さらにたった1か国で「シンガポール」「中国」「インド」の3か国を味わえたので密度の濃い旅行ができました。

チャミスルですら、1,500円ぐらいします。。。
実際にいくらかかった?4泊5日のリアル内訳
まず結論:相場より4〜10万円安く行けた
「シンガポール 旅行 費用」で検索すると、3泊4日〜4泊5日で13万円〜19万円という数字を紹介している記事が多く見つかります。これは決して間違いではなく、往復航空券を満額(約7万円)で計算し、標準的なホテルに宿泊する前提の数字です。
でも、僕らが実際に4泊5日で使った金額は、航空券の相場込みでも約10万円。多くのサイトが紹介する相場の半分程度でした。
今回は特典航空券を使ったので現金出費が少なかっただけです。
一般的には往復で6万円程度の航空券代が足されるので、春節のシンガポールにしては安く楽しめた部類かと。
観光国ということもありドミトリーもたくさんあり、清潔なので抵抗ない方はおすすめ。
| 費目 | かかった費用 | よくある相場の目安 | 差が生まれる理由 |
|---|---|---|---|
| 航空券 | 今回はANAの特典航空券を利用 サーチャージで4万程度 | 往復7万円前後 | LCCや特典航空券・早期予約で圧縮可能 |
| 宿泊費(1人あたり) | カプセル2泊9,260円/ホテル2泊20,371円 | 1泊1.5万円前後 | カプセルホテルとの組み合わせで大幅節約 |
| 食費 | 60SGD(約7,400円) | 1日5,000円前後 | ホーカー中心にすることで圧縮 |
| 交通費 | 19SGD(約2,400円) | 1日1,000円前後 | 徒歩移動を増やしつつタッチ決済を活用 |
| 観光費 | 0円 | 1スポット5,000円前後 | 無料スポットを中心に周遊 |
| その他(タピオカなど) | 5000円 | — | — |
| 合計(4泊) | 約9万円 | 約13万〜19万円(3〜4泊) | 宿泊・食事・観光の選び方 |
コスパ良く行けた一番のポイントは「ホテルのグレードを落とさず、宿泊スタイルを混ぜたこと」と「観光費がほぼゼロ」。次の章で、コスパ良く過ごすシンガポール、無料で楽しめる観光施設を詳しく解説します。
※2人で行ったので、1人利用だと宿泊費はもう少し高くなる可能性があります。また上記は春節時期の実績なので、通常期はさらに安くなることも十分考えられます。
無料で楽しめる!観光スポット
シンガポールには「ここ無料でいいの?」と驚くようなクオリティのスポットがたくさんあります。海運・空輸のハブになっているぶん、国全体にお金の余裕があるのかな?と個人的に予想しています。
シンガポール内の移動はすべてMRT・バス・徒歩で完結します。
タクシーやレンタカーは不要です。
ジュエル(チャンギ空港)

空港に着いた瞬間からもはやメインイベント。巨大な滝「レイン・ボルテックス」は圧巻。夜のライトアップもあるので、到着・出発どちらのタイミングでもぜひ見てほしいスポットです。

1枚目にはよく見る角度からの写真をあげましたが、周りがのぼれるようになっているため意外と楽しい。

館内にはポケモンセンターやワンピースの麦わらストアなど日本人に嬉しいショップも入っていて、フライト待ちの時間つぶしにも最適でした。写真のピカチュウはシンガポール限定&春節限定?らしい。
日本の文化が海外で受け入れられ、楽しんでもらえている姿を見ると、日本人としてちょっと嬉しい。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

お金を払うと登れる通路(スカイウェイ)もありますが、下から見上げるだけで十分すぎるほど綺麗です。毎日19:45と20:45に光と音のショーが行われるので、計画を立てて見に行っていいかもしれません。

僕らが訪れたのはちょうど春節の時期だったので、装飾やショーの演出もいつもと少し違う特別バージョンになっていました。その分混雑が凄かったです・・・
マリーナ・ベイ・サンズの夜景と「スペクトラ」

対岸から眺めるマリーナ・ベイ・サンズの夜景と、毎日開催される水と光のショー「スペクトラ」。これも完全無料です。実際、めっちゃ奇麗というわけではありませんが、シンガポールっぽい景色をバックに見るのは思い出。
このショーの時間にカジノを出るようにすると、「あー、私のお金はここに使われているのか」と複雑な気持ちになります!
リトルインディア・テッカセンター・ムスタファセンター

有名なのはテッカセンターとムスタファ・センター。「まるでインド」を感じられるマーケットです。中に入ると一気にディープスポット。

テッカセンター1階のホーカーです。観光客は少なくほとんど地元の方でした。なので、カードは使えません。カレーは手で食べます!(現金持ってなかったので買うことができず残念)

道路の両サイドには貴金属を取り扱うお店が数多くあり、行ったことないけどインドっぽさを感じられます。

自分と同年代(2010~2015年生まれ)の人なら共感してもらえると思いますが、ガチャガチャタイプでよくあった石のチョコが売ってました。おいしいのでおすすめ。
シンガポール海洋博物館

セントーサ島内にある海にまつわる展示施設。無料で行ける展示系では一番おすすめしたいスポットです。

写真に写っている船は「ONE」という日本郵船、商船三井、川崎汽船の邦船3社がそれぞれ結合して作った会社です。ピンク色というだいぶ特徴のある船ですが、めちゃくちゃ私たちの生活を支えてくれる立派な会社

この施設にはちょっとしたゲームが2つあり、そのうちの1つがこれ。コンテナを貨物船に積み込み、輸送したコンテナからスコアを競うゲームです。楽しいのでぜひやってみて。
セントサ島(セントーサ)

ユニバーサル・スタジオやビーチがある一大リゾートアイランド。移動手段は、徒歩かモノレール。料金は4ドルなので時間に余裕がある人は歩いても楽しいかもしれません。

海はしっかり透明度が高く綺麗ですが、何よりこの膨大な数の貨物船はシンガポールでしか見ることができない。



ユニバやハリーポッター、カジノなどのエンタメも複数あるので1日中楽しめます。
※カジノは若干レートが高かった気がする。
シンガポール・シティ・ギャラリー

チャイナタウン駅近く、マクスウェル・フードセンターの向かいにある都市計画博物館。シンガポール中心部の巨大な精密模型が見どころで、こちらは入場無料。ホーカーでご飯を食べたついでに涼みがてら寄れる立地です。
シンガポール・チャイニーズ・カルチャー・センター

シンガポールと中国との関係性が学べる場所。面白い!って感じではないけど時間があればおすすめ。

料理一覧もありました。
マリーナベイ・サンズ

大きなショッピングモールです。日本人にとっては別に安くもないのでここで買うなら日本で買えばいい。雨宿りやカジノに行く際に利用する程度かな
チャイナタウン

春節ということもあってか、チャイナタウンは中国系の方がほとんど。まるで中国旅行です。

フルーツの大様「ドリア」も売ってました。チャレンジしてみては?
3. グルメは「ホーカー」一択!1,000円以下で絶品体験

前述の通り、レストランに入るとサービス料10%+GST9%で会計が思ったより膨らみがち。地元の屋台街「ホーカーセンター」ならこの上乗せがなく、1食500円〜800円でお腹いっぱいになります。そしておいしい。

個人的一番のおすすめはこの「角煮豚まん」
もちろんチキンライスも多くの多くの屋台で食べられるんだけどこれが一番おいしかった。
たしか250円ぐらい!

食べ終わった後のトレーなどはここへ返却。
緑色の方はハラル(イスラム教の教えで豚肉等を食べない人)用の返却口です。
それ以外の方は赤い方に返却しましょう。
- マックスウェル・フードセンター:※キャッシュオンリーのお店が多かった印象。今回はカジノでしか現金持ち歩いてなかったので何も食べれてないです。
- ラオパサ: オフィス街のど真ん中にあり、チキンライスを筆頭に数多くの料理を安く食べれます。日本人たくさん
その他 シンガポール豆知識
なぜ「シンガポールは高い」と感じるのか?
シンガポールで「思ったより高い!」と驚く人の多くは、レストランの会計の仕組みを知らないだけというケースがよくあります。ここを理解しておくだけで、無駄な出費を避けられます。
GST(消費税)9%+サービス料10%が上乗せされる
シンガポールのレストランやホテルでは、メニュー表示価格に加えて「サービス料10%」と「GST(消費税)9%」が加算されることが一般的です。メニューに「S$20++」のように「++」が付いていたら、これは表示価格に加えてサービス料・GSTが上乗せされるという意味。表示価格だけで計算していると、実際の会計は2割近く高くなることがあるので要注意です。
チップは基本的に不要
サービス料がすでに会計に含まれているため、シンガポールでは欧米のようなチップ文化はありません。タクシーやレストランで追加のチップを渡す必要は基本的になく、渡さなくても失礼にはあたりません。
ホーカーが安い理由は「この上乗せがないから」
一方、ホーカーセンター(屋台街)はサービス料が発生しない業態がほとんどなので、表示価格=支払い金額になります。1食500円〜800円で食べられる理由は単に安いからではなく、「レストランのような上乗せがないから」でもあるんです。だからこそ、シンガポールで賢く食費を抑えたいならホーカー一択、という結論になります。
嗜好品だけは本当に高い
アルコールやタバコは輸入関税・物品税が別途かかるため、日本より3倍以上することも珍しくありません。ここは節約しようがない部分なので、「シンガポールでお酒はあまり飲まない」と割り切るのも一つの手です。
バス

バスもMRTと同じく、タッチ決済対応のクレジットカードやApple Payでそのままピッ!でOK。現金やチケットを用意する必要はありません。乗るとき降りるときにタッチする「タップイン・タップアウト」方式です。
降りたい停留所が近づいたら日本と同様に車内のボタンを押すのを忘れないようにしましょう。まあ、一駅逃しても全然歩けます。
電車・メトロ

赤く光っているところが現在地。バスと同じくクレカのタッチで利用できます。

移っている路線で全部です。シンガポールの小ささが際立ってますね。
空港

空港内は無料Wi-Fiが使えるほか、ジュエル含め館内のショップやレイン・ボルテックスだけでも十分に時間をつぶせるクオリティ。乗り継ぎ時間が長いフライトでも退屈しません。

実は複数あるマーライオン



写真でよく見るマーライオンは真ん中のやつ。現地の人いわく「世界3大がっかり観光地」と呼ばれたマーライオンは一番右のやつらしい。そのがっかりの汚名を返上するために真ん中の大きいやつをつくったのだとか?
シンガポール限定マック


少し移っているチリソース

シンガポール限定のマック商品で今回食べれたのが上の三種類。
特段めっちゃおいしいとかはなかったけど。チリソースはちょっとしたコメディお土産にもなるよ。※チリソースくれって言わないとくれないです。
換金所

めっちゃお得な換金所情報です。
両替した日の生レートがこちら。

20,000円÷121.67=164.37SGDが手数料一切なしの両替、この換金所は手数料約2SGDだけで両替してくれた!
コナンの映画の観光地

ぜひ行ってみてね。中華街らへん
シンガポールごはん

カヤトースト、トーストの中にバター入ってて結構カロリーでおいしい!
よくある質問(想定)
Q. シンガポール旅行は何泊がおすすめ? A. メインどころだけなら2泊でも十分楽しめます。無料スポットに加えてセントーサ島やナイトサファリなど郊外も回りたいなら4泊以上あると余裕を持てます。
Q. ビザは必要? A. 観光目的で3か月以内の滞在なら不要です。ただし電子入国カード(SG Arrival Card)の事前提出とパスポート残存有効期間6か月以上は必須なので、忘れずに準備しましょう。
Q. チップは必要? A. 基本的に不要です。レストランやホテルの会計にはすでにサービス料が含まれています。
Q. 一人旅・女性一人でも安全? A. シンガポールは治安が良い国として知られていますが、どの国でも夜遅い時間の一人歩きは避けるなど基本的な注意は必要です。とは書かれてますが、マジで治安は心配いらないと思った。
Q. いつ行くのが安い? A. 春節・年末年始・学校休暇などの繁忙期を避けると、宿泊費・航空券ともに抑えやすい傾向があります。
まとめ:シンガポールは「賢く」遊べる国だった!
「高いから」と敬遠するのはもったいない! シンガポールは、無料スポットのクオリティが世界最高峰であり、食の選択肢が広いため、大学生にとって実はかなりコスパの良い旅先です。
1ヶ月のヨーロッパ一人旅で鍛えられた僕でも、友人と合流して楽しんだこの2日間は、また違う刺激があって最高でした。
「卒業旅行の最後にどこか寄りたいな」と考えているなら、ぜひシンガポールを候補に入れてみてください!



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